Symfony Advent Calendar 2018 4日目の記事です!
昨日は @polidog 先生の SimpleApiBundleを作っている話 でした。
Symfony Advent Calendarはまだまだ枠が空いてますので、Symfonyネタでなにか書きたい人はぜひ登録を!
はじめに
ちょっとした社内用のツールなんかを作るときに、以前は Silex をよく使っていたのですが、Silexは 2018年1月をもってEOLとなり、今後はSymfony4を軽量に使うことで代替しましょうということになりました。
Silexを使っていた頃は Silex-Skeleton を フォークして bootstrap4ベースのテンプレートやフォームテーマをあらかじめ組み込んでおいてすぐにそれなりのアプリが作れるようにしていたのですが、Silexの終了に伴い、Symfony4で同じことをやるためのスケルトンを作りました。(昨年末に)
symfony-micro-skeleton
それが ttskch/symfony-micro-skeleton です。
内容は、composer create-project symfony/skeleton
して作ったプロジェクトに、毎回必ずやるような肉付け をあらかじめしておいただけのものです。
主な特徴を挙げると、
- bootstrap4ベースのテンプレートが準備されている
- bootstrap4ベースのフォームテーマが準備されている(オフィシャルのものに多少CSSの調整など手を加えてある)
- font-awesomeインストール済み
- symfony/translationが準備されている
- select2 インストール済み
- select2用の bootstrap4テーマ インストール済み
- symfony/webpack-encore がインストールされていて、scssでcssを書ける
といったところでしょうか。
使い方
$ composer create-project ttskch/symfony-micro-skeleton:@dev {プロジェクト名}
で、スケルトンを元にプロジェクトを作成できます。
作られたプロジェクトで
$ bin/console server:run
すれば、すでにそれなりのアプリケーションができています。
エラー(Deprecation)が3になっていますが、SensioFrameworkExtraBundleの こちらのPR がリリースされれば直る予定です。
このプロジェクトを編集する形でアプリケーションを作っていくという流れになります。
おわりに
意外と面倒なbootstrapでのベーステンプレートの準備や細かな見た目の調整などが済んだ状態で開発を始められるので、ちょっとしたアプリケーションなら小一時間もあれば作れてしまいます。
小さなアプリをささっと作りたいということが割とよくあるので、我ながら重宝しています。
もしよろしければ、使ってみてフィードバックなどいただけるとありがたいです。