こんにちは、CTOの金本です。
この開発部ブログは今までかなりこってりした技術ネタの投稿ばかりでしたが、今後はもう少しカジュアルな感じで日常系の記事なんかも上げていこうかと思います
ブログ記事を通してカルテット開発部の雰囲気を知ってもらえたらと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします
OKR設定ミーティングを実施しました
さて本題です。
カルテット開発部では、今決算期(2018/8〜)より OKR を用いた目標管理を導入しました。
OKRとは
OKRは目標管理のためのフレームワークで、Googleなどのシリコンバレーの巨人たちがこぞって採用しているということで有名です。OKRは “Objective and Key Results” の略で、目標(O)とキー指標(KR)によって目標を管理します。
詳細は以下のWebページや書籍をご参照ください。
特に書籍のほうは、カルテット開発部でも全員に1冊ずつ支給して業務時間を使って通読してもらいました。バイブル的な一冊です
超ざっくりした要約として、今期首に社員総会という社内イベントで発表したスライドの一部を載せておきます。
カルテット開発部の2QのOKR
OKRは一年単位で運用するのが一般的だと思いますが、カルテット開発部では初めてのOKR導入で色々と手探りなこともあり、まずは四半期単位で振り返りながら運用してみようということで試運転をしている状況です。
で、8月-10月の1Qをまずは終えるということで、1QのOKRの振り返りと、2QのOKR設定を決めるためのミーティングを行いました。
全員で集まって3時間弱がっつり話し合うというなかなか高カロリーなミーティングでしたが、非常に有意義な議論ができ、2Qに向けて適切なOKRを設定できたと思います。
Objective
O
には 「レポート・ダッシュボードサービスで日本一になる」 というフレーズを据えました
弊社で開発・運営している Lisket というリスティング広告運用者向けサービスの主力機能であるレポート・ダッシュボード機能について、日本市場でトップの存在に成長させるという目標です。(これ自体は今Qで成し遂げたい目標というよりはもう少し長期的なものですが)
このフレーズには
- 機能面の品質向上
- ユーザー数の拡大
- サポート体制の強化
など様々なベクトルが含まれており、チームメンバー全員が「自分ごと」と感じられるような内容にしたつもりです。
Key Results
赤裸々に吐露しますが、カルテット開発部において現在最大の課題は 「ゆとりの無さ」 だと感じています。より具体的に言えば
- 単純に人手が足りない
- 技術的負債が溜まりつつあって様々な局面で心理的な負荷が大きい
といった点が原因で、漠然とした「ゆとりの無さ」がチーム全体に漂っているという状態です。
そこで、これらの課題を解決するべく、KR
には以下の2つを含めました。(これ以外にも1つ2つ設定しましたが、ここでは割愛します)
- 「採用応募20件獲得」
- 「チーム全体のリソースのうち10%を技術的負債の返済に使う」
この KR
を設定したことで、カルテット開発部の今Qは「採用」と「技術的負債の返済」にフォーカスしてチームを成長させるんだ、ということが明確になりました。(チームの成長がひいてはプロダクトの成長をもたらす、というのが O
との関連です)
技術的負債の返済にリソースを割くことについては、その合理性と必要性をきちんと経営陣にも説明して合意を得ています
おわりに
というわけで、このOKRで11月-01月の四半期もチーム一丸となって頑張っていきたいと思います!