はじめに
こんにちは。CTOの 金本 です。
Nagoya.php とは、名古屋で隔月を目処に開催しているPHPの勉強会です。
もともと有志の個人によって運営されていた勉強会でしたが、立ち上げメンバーが次々にカルテットに入社した結果、ここ数年はなんとなくカルテット主催のイベントという感じになっています(笑)
2019/02/13(水)に 通算14回目のNagoya.php を弊社セミナールームにて開催しましたので、その様子を簡単にレポートしたいと思います
Nagoya.phpの特徴
Nagoya.phpは、よくあるLT中心の勉強会ではなく、「実際に手を動かしてプログラミング問題を解いてみる」 という取り組み(通称「どう書く」)を中心にした内容になっています。
問題は主に、@Nabetani 氏が開催されている 横浜へなちょこプログラミング勉強会 という勉強会で出題されたものを拝借しています
多くの方が独力で問題にチャレンジされますが、手ほどきが必要な初心者の方や、自分では解かずに他の人の解答を見るだけでいいやという人のために、スタッフ(私)が説明を交えながらライブコーディングを行いますので、お酒を飲みながらそれを見ていただくだけというスタイルでの参加もOKです。
実はこのライブコーディングスタイルは、今回初めての取り組みでした
乾杯&自己紹介タイム
19:00のオープニングとともに、早速全員で乾杯
時間も限られているので一人30秒制限で全員に簡単な自己紹介をしていただきました。
自己紹介の題材としてPHP歴を発表していただいたのですが、始めたばかりという初心者の方もいれば、PHP歴15年以上といった大ベテランの方もいて、いつもながら非常にバラエティに富んだ参加者層でした
プログラミング問題タイム
自己紹介が済んだら、早速プログラミング問題タイムです。(制限時間は40分ほど)
今回使わせていただいた問題は、回文数の数というものでした。
今回も「早い人なら40分程度でなんとか解ける」ぐらいの問題を選ぶのに苦労したのですが、はてさて結果やいかに…。
答え合わせ&交流タイム
20:00からは、ピザ を片手にプログラミング問題の答え合わせをしつつ、交流タイムです。
の、予定だったのですが、なんと私がライブコーディングに夢中で ピザを発注するのを忘れる という事態に
急遽、参加者さんのアイデアで、Uber Eatsでケンタッキーフライドチキンを購入して何とか事なきを得ました。(届いたのが20:40ぐらいだったので皆さん空腹がマックスでしたが )
Uber Eatsの到着を待つ間に、今回はLTの申し出が2本あったので、それらを行いました。
発表者 | 内容 |
---|---|
@ttskch | 今日の”どう書く”問題のアルゴリズム例 |
@longkey1 | 生活をハックしよう |
私の 今日の”どう書く”問題のアルゴリズム例 というLTは、プログラミング問題コーナーの延長的な内容でした。
実は今回のプログラミング問題、私は当然ながら問題選定の段階で実際に解いてみていたのですが、多くの方が真っ先に思い浮かぶであろう総当たりによる解法だと、計算量が大きすぎて普通のマシンでは現実的な時間でテストが完了しないということが分かっていました
案の定、20:00の時点で割と多くの方が一旦の実装は終えられていたのですが、用意されたテストケースをすべてパスできたという方はいらっしゃいませんでした。(私自身も事前に解いた際にまったく同じ轍を踏んでいるので、完全に想定どおりではありましたが )
LTでは、総当たり方式と比べて計算量を大きくカットできるアルゴリズムの一例を紹介させていただきました。
@longkey1 さんの 生活をハックしよう は本編とはまったく関係のない、ザ・LTといった内容で興味深いものでした 何より、Uber Eatsを待つ時間を埋めていただいて大変ありがたかったです(笑)
その後、無事にケンタッキーが届きまして、参加者の皆さんで食事をしながら 好き好きに交流していただき、予定よりも30分オーバーの21:30頃に解散という流れでした
おわりに
前回は9ヶ月ぶりの開催だったのですが、今回は隔月開催という約束を守って2ヶ月ぶりで開催することができました
なお、参加者の皆さんの解答例がTwitterのハッシュタグ #nagoyaphp で見られたりもしますので、興味のある方は覗いてみてください
引き続き隔月開催を目標に頑張って運営していこうと思っています(次回は2019年4月開催予定)ので、名古屋近郊にお住まいのPHPerさんはぜひ気軽に遊びに来ていただけると嬉しいです!