新型コロナウィルスが猛威を振るってる今日このごろ、皆様いかがお過ごしですか?
リモートワーク体制が敷かれたり、PHPカンファレンス福岡・関西が中止になってしまうなどPHPerにも影響がじわじわ来ています。
そんな中、主にヨーロッパ方面で開催されているSymfonyのカンファレンス、SymfonyLiveも直近の開催予定(複数)が中止になってしまいました。
中止になったSymfonyLiveの代替として、金曜の深夜(日本時間では日付はもう土曜になっていましたが)にSymfonyLiveOnlineという初の試みが行われたので、
眠い目をこすって参加してみた感想を書いておきたいと思います。
申し込み
今回のSymfonyLive Onlineは無料でしたが、参加には事前登録が必要でした。 https://live.symfony.com/online/
参加登録をするためには、Symfony開発者のための公式SNS SymfonyConnect のアカウント(無料)が必要です。
このアカウントは開発者としてのプロフィール公開機能のほか、Symfonyの資格試験を受験するときにも使われます。(ちなみに私は2014年に受験して 見事に落ちました… )
Symfonyユーザーでまだアカウントの無い方はこの機会にアカウントを作っておくといいと思います!
形式
限定公開のYouTubeのライブ配信を利用して行われました。
放送された画面を見ていた限りだと、操作画面の共有やFabienの顔の撮影は zoom を使っていたようです。
YouTubeライブ配信のコメント欄は開放されており、世界中から "Hello from XXX"(XXXに様々な地名・国名)
という挨拶が書き込まれていました。
私も Hello from Japan
しました
内容
- Symfony 5.0.6のリリースの様子
- symfony/symfony のプルリクエストのいくつかをレビューしてマージする様子
どちらもFabienが「フッフフーン」と鼻歌を歌いながらターミナルに打ち込んでいく様子が見ていて楽しかったです。
Symfonyのマイナーバージョンリリース、Symfonyのプルリクエストのマージにまつわる多くの作業がスクリプトで自動化されていることも知りました。
私自身も日常の様々なルーティンワークの自動化をもっと頑張ろうと励みになりました。
感想
最も印象的だったのは終盤に伝えられた「Symfonyの開発をサポートしてほしい」というお願いでした。
具体的には、
- 最近発売された Symfony5 Bookを買ってほしい
- SymfonyLive, SymfonyCon等のオフィシャルイベントのチケットを買ってほしい、スポンサーになってほしい
常々日本のカンファレンスに比べて海外のカンファレンスは総じてチケットが高いなーと思っていたのですが、高いのにはわけがあったのですね。
残念ながら私は当面、労働力を提供する(コードのパッチを送る)方向の貢献しかできなそうですが…。
なお、4月に再度オンラインでSymfonyLiveを予定しているという告知もありました。
コメントの Hello from ...
でアジア勢が意外と多かったためか、次回はもう少しアジア勢にやさしい時間帯(起きて話を聞けそうな時間帯)に開催してくれるそうです。
楽しみに待ちましょう。
また、今回はお試しということもあってか、FabienとNicolasのお二人だけが発表者でしたが、いずれ世界中からオンライン登壇ができるようになったら素敵だなと思いました。